多くの場合 犬と人は ご縁で繋がっていると信じています
だけど、必ずしもそのご縁に巡り合えるとは限りません
現在の飼い主とご縁で繋がっているとも限りません
赤い糸で繋がった人に巡り合うことができず 望みもしない家に連れて行かれて粗末に扱われる
残念ながらよくあります
私は、犬を自分で選ぶことを極力避けます
では、どうやって家の子達が我が家にやってきたかと言いますと 犬が私を選んでくれるのを待つのです
でも、犬は声に出してはくれません
何らかのサインや 気になっていた犬を欲しがっていた人がキャンセルしたりで、自然な流れで自分が飼い主に選ばれたと感じられた時に決断します
でも、二度だけは はっきりと理解できる形で犬が私を選んでくれました
2005年に亡くした フランスから連れ帰った愛犬エグレアと、その孫娘オルフェです
そのオルフェが 先週 13歳で息を引き取りました
9歳頃から心臓病があることがわかり、徐々に症状が出始め、お散歩も嫌がるようになり、昨年から家の中と屋上の運動スペースで過ごすようになりました
夜中に何かあってはいけないので、一年以上添い寝をして、夜中のトイレやお水のお世話をしてきました
今月始めごろから食欲がなくなり、腎不全を起こしていることが判明し、心臓病と相反する治療に悩みながら対処療法的な治療しかできない日々が続きました
そして、先週の木曜日に、私の腕の中で、尿毒症の苦しみから開放されました
オルフェの苦しみが続くようでしたら、安楽死も考えなければと思っていましたが、もう頑張らなくてもいいよと言ってあげられるようになったその日に、自然に息を引き取りました
たくさんの方からお悔やみのお花や連絡を頂きました
たぶん、たぶん、幸せな13年間だったと思ってくれていると思います
でも、オルフェ以上に私が幸せでした
たくさんのたくさんの愛と信頼 そして喜びを貰いました
オルフェと私は特別な絆でつながり、これからもその絆は消え去る事はありません
そんな出会いが、瑛ちゃんとディーノ君(もしくは ロキ君^^)にもあるはずです
きっと きっと あると信じています
瑛ちゃん とても優しい小柄な女の子のアフガン3歳です
・非常にデリケートなため、現在のお預かり宅から車で移動しやすい関東圏での里親さん限定
・小さなお子さんのいない 落ち着いた雰囲気の室内飼いができるご家庭
・騒がしい環境や知らない人がたくさんいる場所は苦手ですが、犬や猫とは問題なく付き合えます
・偏食気味で食が細いのですが、11月にアフガンが暮らす我が家でお預かりをして、食欲などに変化があるか様子を見る予定
ディーノ君 いたって穏やかでしっかりした性格の男の子 7歳くらい
・若干後ろ足を気にするときがあり、背骨足の関節をレントゲン撮影したところ、すぐに医療的な治療を必要とす るほどの問題はないようです
ただし、年齢的にもグルコサミンなどの摂取で節々の継続的なケアが必要になると思われます
・口内環境の状態がとても悪かったため、虚勢手術のときに歯石取りと悪い歯を2本抜歯しました
・お散歩が大好き 人・犬・子供とも問題なくご挨拶ができる良い性質です
ロキ君 ディーノ君の息子でとても綺麗な男の子 1歳10ヶ月くらい
・最初は何もかもが怖くて引っ込み思案な子でしたが、普通の環境に慣れたら自信満々になって来ている様子
・お散歩中に猫ちゃんや他の犬に吠えることもありますが攻撃性はありません。
犬とは慣れてしまえば一緒に遊びたい子ですので、先住ワンちゃんは問題ありません
・男の人をとても怖がり、男性の来客時に限り吠えるようになったためトレーニングをしていく予定です
ロキ君とディーノ君は現在同じお宅でお預かりしていただいております
どちらか、お話が決まった子を里親さんにお渡しして、残る子をそのままご家族に迎えていただけることになります
二頭一緒にお世話をしていただき、どちらかを自分たちで選ぶ事はできないそうです^^
どの子に関しましても、室内飼いを基本とし、大型犬が遊べるようなお庭やスペースのあるお宅は理想的です。
とても素敵な環境にお住まいのご家族から、どの子でも良いのでと有難いご連絡を頂いています
じっくりお話を伺い、犬たちの様子も考慮して、このご家庭と赤い糸の繋がる子を見つけることができれば嬉しいです